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【コロナ再陽性の謎】なぜ免疫がつかない?理由や患者数、今後どうなるのか考察

新型コロナウイルス(COVID-19)に感染後、容態が回復したにもかかわらず、検査では陽性反応がみられるケースが相次いでいるという。

これまで、新型のウイルスに感染すれば免疫が獲得され体内に抗体ができると考えられてきたが、それは必ず保証されるものではないかもしれない。

一部の地域ではん新型コロナウイルス感染を経て回復した患者に対して「免疫証明」発行などの措置が検討されているが、WHO(世界保健機関)は一度感染を経験した場合でも再感染しなくなる保証はないと警告している。

中国で感染の新たなフェーズへ

昨年末に新型コロナウイルスが初めて確認されて以降、感染拡大が減少傾向にある中国において新たな謎が生まれている。

再陽性者の確認

武漢ロイター
容態は回復し症状は見られないのに、依然として検査では陽性となる患者の数が増大している

これまで新型コロナウイルスに感染した患者は重軽症問わず、症状が回復したのち再検査を行い陰性反応を確認して社会復帰していた。

それに加えて、一般的には新型ウイルスに一度感染すれば体内に抗体を獲得し、免疫を得るというお墨付きが与えられる。

しかし、一度感染し陰性反応を示した後に再び陽性反応を示すケースが相次いでいるようだ。

武漢ロイター
医師たちによれば、こうした患者は全員、容態回復後のある時点で陰性と判定されている。だがその後、人によっては最大70日後に、再び陽性と判定された。多くは50─60日後に再陽性となっている。

これまでの定説をも覆す新型コロナウイルスの特性に大きな戸惑いが起こる。

再陽性者の状況

例によって中国メディアは再陽性が確認された患者の正確な数字を公表していない。

しかし、一部メディアの報道によるとその数は数十件に達しているとのことだ。

収束が予見できれば、一刻も早く経済を回さなければ世界的な混乱が一層深まってしまう中で、新たな懸念が生まれてしまった。

再陽性の患者の感染力がどの程度のものなのかについては現時点で情報があまりにも限られている。

2003年に流行したSARSウイルスにはこのような前例はなく今回の新型コロナウイルス特有の性質である可能性が高いと判断できるだろう。

原因と対策

前例がないだけに、正確かつ迅速な対応が今後求められていくだろう。

韓国では陽性反応が1ヶ月も続く患者が1000人以上いる。

イタリアの医療当局も長期の陽性反応を示す事実を認識している。

新型コロナウイルスに対しては瞬間的な判断を繰り返しながら、そのウイルスの性格を見極めていくしかないのだろうか。

だとすれば、中長期的なウイルスとの闘いを強いられることが予想される上に、今以上の経済活動の制限や外出の自粛、一人一人の衛生管理が求められるであろう。

闘いは始まったばかりかもしれない。