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精油

万能な香り【オレンジスイート】精油の特徴・使用法・効果まとめ

オレンジ

オレンジが世界中で栽培されているのには理由があります。
栽培が容易で健康にも良質な影響があるばかりでなく、その明るい香りは多くの人に好まれる香りでした。香りの好みは個人差があるものですが、そんな中でも隔たりを作らない香りと言えるでしょう。ミカン科の植物であるオレンジにもたくさんの品種があり、それぞれがもつ成分が違うため、精油の効能も変わってきます。オレンジは元となる植物の違いから大きくオレンジスイート・オレンジビター・マンダリンの3種類に分類することができます。今回はオレンジの中でも特に一般的なオレンジスイートについてみていきます。

オレンジスイート精油

原産地 インド・中国
科名 ミカン科
学名 Citrus sinensis(キトルス シネンシス)
和名 アマダイダイ
抽出部位 果皮
抽出方法 圧搾法

アロマテラピーで使われるオレンジはオレンジスイートがその多くを占めます。
ミカン科の精油には皮膚についた状態で紫外線に当たると、炎症などを起こす「光毒性(ひかりどくせい)」と、アレルギーを引き起こす「光感作性」を有するものが多くあります。しかしオレンジスイートに関しては光毒性や光感作性の心配がないため、他のミカン科の精油と比較して安全性においても有意となっています。

植物の特徴

みかんの木

原産地はインドのアッサム地方と中国の雲南地方で意見が分かれているようですが、現在は世界各地で栽培されています。主要な産地はブラジル・アメリカ・イタリア・スペイン。樹高が10mほどに生育する常緑高木です。日本で栽培されているいわゆる”みかん”はマンダリンの分類となり樹高が低いため、10mもの高さがあるみかんの木には馴染みがないかもしれませんね。

圧搾法での抽出

柑橘系の精油は「圧搾法」での抽出が一般的です。柑橘系の果実は、芳香成分などを含むエッセンスが蓄えられる油胞が大きく、圧搾するだけで簡単に抽出が可能です。水蒸気蒸留法など熱を加えての抽出法とは異なり、素材の香りを損なうことなく楽しむことができます。一方、しぼりカスなどの不純物が混じりやすいため、他の方法で抽出したものと比較して劣化が早いというデメリットも持っています。現在では、水蒸気蒸留法で抽出される柑橘系の精油も多くみられ、光毒性の心配がないなど違った性質を持つ柑橘系精油を楽しむことも容易となってきました。余談ですが、精油を「植物の芳香成分を蒸留し分離したもの」と定義するなら、圧搾法は蒸留を行わないため、厳密には圧搾法で抽出した抽出物は精油ではなく”エッセンス”と呼んで区別する場合もあります。

光毒性

精油の光毒性について、一般的にミカン科(柑橘系)には光毒性があるとされています。しかし、すべてのミカン科の精油が光毒性を持つわけではありません。そのため、一部の専門書などには光毒性の有無について間違った情報が記載されていることもあるようです。アロマセラピーで使用される精油で光毒性を持つものはベルガモット(ミカン科)・レモン(ミカン科)・グレープフルーツ(ミカン科)・ライム(ミカン科)・アンジェリカ(セリ科)などの種類。オレンジスイート(ミカン科)とマンダリン(ミカン科)は光毒性を持たないことが曖昧に認知されているため、不必要に光毒性の心配をされる場合があります。

光毒性とは

(精油などの)光感作物質を肌につけた状態で日光に当たることで、「色素沈着(シミ)」や「炎症」などの皮膚トラブルが起こること。精油に含まれる成分が紫外線に反応することで起こりる。

ここでいう光感作物質とは、フロクマリン類の中で最も強い光毒性作用を持つベルガプテンのことを指し、ベルカプテンの量が精油の光毒性に大きく影響する。

引用:https://www.aromakankyo.or.jp/basics/literature/new/vol22.php(AEAJ HP)

オレンジスイートの香り

オレンジスイートの香りの特徴は穏やかな甘さにあります。同じ柑橘系でもオレンジビターは少し苦味を感じる香りを持っています。万人に好まれる爽やかで明るい柑橘の香りはオクタナールという芳香成分が特徴付けています。香りから受ける印象が気持ちの明るさや開放感といったポジティブなもののため精神的な支えになりうるポテンシャルも秘めています。

香りのキーワード
甘い柑橘 心地よい清涼感 シンプル 暖かい日差し

オレンジスイートの成分

オレンジスイート精油に含まれている主な成分含有率を下表に示しています。
精油の成分含有率は同じ種類でも抽出方法や経年など様々な要因によって変化します。
下の成分表は「生活の木」オレンジスイート精油の成分含有率を参照しています。

成分名 含有率
リモネン 95.75%
ミルセン 1.82%
α-ピネン 0.49%
サビネン 0.27%
リナロール 0.39%
オクタナール 0.20%
デカナール 0.12%

オレンジスイートの効能