こんにちは!カシラギです!
2019年1月8日、イランの首都テヘラン空港近くでウクライナ国際航空の飛行機が墜落するという衝撃的な事件が起こってしまいました。
多くの犠牲者を出した今回の事件ですが、原因は当初エンジンなどの技術的な問題とされていましたが、ここへきてイラン軍の攻撃によるものと公式に発表されました。
なぜ今回のようなあるまじき事態が起こってしまったのか。
また、犠牲者に日本人は含まれていなかったか。
何か国際政治的に深い闇が見え隠れしているようなので調査しました。
それではご覧ください。
テヘラン旅客機墜落事件の概要
2020.01.08 国営イラン通信(IRNA)
ウクライナ国際航空のボーインング737型機が空港を離陸後、墜落したと発表。
墜落の原因は技術的な要因とし、乗客は170名であった。
事故を受けて各国が調査に乗り出す
国際規則によると、事故の原因調査の責任は事故が起きた国にあるとされています。
そのため、ウクライナ旅客機のフライトレコーダーを回収したのはイラン当局。
ボーング737型機の製造国であるアメリカやウクライナとも協力して事故の原因を調査する姿勢を示していたイランだが、レコーダーの内容をどこまで開示するかは判然としません。
というのも、イランに対して「ミサイルによる撃墜説」が浮上していたからです。
これに対し、イラン当局は機体の不具合による火災が原因とミサイル撃墜説を一蹴します。
2020.01.10 イラン政府が翌11日に旅客機墜落の原因を発表すると伝える
これまでにアメリカやカナダ当局などは、イランのミサイルによる墜落の可能性が高いと分析していました。
2020.01.11 イラン当局 ウクライナ機を人的ミスで撃墜と発表
イラン軍の声明によると、今回のミサイル誤発射は意図的ではなかったと釈明しました。
国際関係の緊張が最高潮に高まる中、軍事施設の近くを航空した旅客機に反応してしまったと説明。
意図的ではなかったにせよ、民間旅客機を軍事ミサイルで撃墜した事実を正式に公表しました。
今後は、撃墜に関わった関係者の責任を追求していく方針とのこと。
イラン政府も今回の事件に対して謝罪と哀悼の意を表明しています。
テヘラン旅客機墜落事件の被害
今回の墜落事件で搭乗者176名全員の死亡が確認されました。
犠牲者の国籍は、イラン人82名、カナダ人63名、ウクライナ人11名、スウェーデン人10名、アフガニスタン人4名、ドイツ人3名、イギリス人3名でした。
幸い日本人の犠牲者はいませんでしたが、多くの方がお亡くなりになった今回の犠牲者に心からのご冥福をお祈りします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
軍事ミサイルにより民間旅客機が撃墜されるという非常にショッキングなニュースでした。
このような事件が2度と起こらないよう願います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。